リペア・DIY

【リペア】錆びた切出し小刀を復活!!(サビ落し・研磨・柄巻き)

リペアの様子

サビ落し

・100均で購入したクエン酸。

・飽和濃度限界まで水に溶かし24時間放置。

・よく水洗いします。・・・クエン酸がついていると、またアッという間に、酸化してサビます。

・使用前、使用後。

・さらに、紙やすり 180でサビ落し。

紐を通す穴あけ
バリ取り
柄巻きするための引っ掛かりを作る
研磨

刃以外・・・

・スチールブラシ(リューター)

・紙やすり 400→800

刃研ぎ・・・

・砥石 220→1000

柄巻き
  • 材料・・・4㎜径パラコード 150㎝

以上の工程で行いました。


切出し小刀とは?

切り出し小刀(きりだしこがたな)は、片刃の刃物(ナイフ)の一種。

鋼板の先端を斜めの刃としたもの。

主として物を削るために使用される。

研磨によって、刀身が短くなった時に柄の先端を切り落とし身を出して使うことから切出しの名がある。このため本来は柄がついたものであるが、現在では柄のない状態のものでも切り出し小刀と呼ぶようになっている。仏師小刀とも呼ばれる。

代表的な片刃の刃物の一つであり、カッターナイフや鉛筆削りが普及するまでは、日本では日常生活において特によく使用される工具の一つでもあった。

切出し小刀の構造

鋼板の先端を斜めの刃としたもの、先端は鋭くとがっている。

一般的には軟鉄に鋼鉄をつけた付け鋼を用いられている。

柄巻きとは?

柄巻き(つかまき)は、柄(つか)を補強する目的と、手の位置を固定する目的、装飾目的で行なわれたもの。

日本刀での柄巻きの種類は?

時代や地域によって様々な種類が存在しますが、主に使われている巻き方には、

平巻(ひらまき)・菱巻(ひしまき)・片手巻(かたてまき)・摘巻/撮巻(つまみまき)・捻巻(ひねりまき)・蛇腹巻(じゃばらまき)・掛巻(かけまき)などがある。

日本刀職人の仕事「柄巻師の仕事」