タイヤの種類
「バイアスタイヤ」と「ラジアルタイヤ」の2種類がある
・「バイアスタイヤ」とは、「バイアス構造」を採用したタイヤ。
→カーカス(タイヤの骨組みにあたる層)をタイヤの回転に対して斜めに配置している構造。
・「ラジアルタイヤ」とは、「ラジアル構造」を採用したタイヤ。
→カーカスがタイヤの中心から放射状に配置された構造。
バイアスタイヤのメリットとデメリット
メリット
- 構造がシンプル
- 悪路や低速走行に優れている
- リーズナブル
デメリット
- ラジアルタイヤと比較して耐久性が劣る
- 高速走行に適さない
- グリップ力が足りない
- 寿命が短い
ラジアルタイヤのメリットとデメリット
メリット
- 高速走行時の乗り心地がいい
- 燃費性能に優れている
- 耐摩耗性に優れている
- グリップ力が高い
デメリット
- バイアスタイヤと比較して価格が高い
- 悪路や低速走行には向かない
バイアスタイヤが適した車両
- 50cc超~250㏄のバイク
- 重量の大きいバイク
- 産業・建築・農業車両
ラジアルタイヤが適した車両
- 一般的な乗用車
- スポーツ走行を行うバイク
バイアスタイヤとラジアルタイヤの表記の違い
「バイアスタイヤ」 : 「-(ハイフン)」と表記がある。
「ラジアルタイヤ」 : 「R」または「ZR」と表記されている。
チューブ入りとチューブレス
タイヤにはチューブ入りとチューブレスがある。
・チューブ入り
→ホイールリムとタイヤに間にゴム製チューブを入れで空気圧を保つタイヤ。
・チューブレス
→ホイールリムとタイヤが密着することで空気圧を保つタイヤ。